相続登記手続き開始から完了までの期間はどのくらい?
登記とは、家や土地などの不動産について誰が所有しているかを公的に表示するものをいいます。
そして、相続登記とは、相続に際して不動産の所有者が変更されるに伴い、それを登記する手続きをいいます。
この相続登記は、令和6年(2024年)4月1日より、法律によって義務化されることとなっています。
また、この義務化の対象としては、令和6年4月1日の施行後における相続不動産のみならず、施工前の相続不動産も含まれます。
本稿では、相続登記の手続きから完了までどのくらいの期間がかかるのかについて解説していきます。
相続登記手続きにはどれくらいの期間がかかる?
相続登記手続きの主な流れとしては、相続登記に必要な書類を収集し、登記申請をするための書類を作成し、管轄の法務局へ登記申請を行う、といったものになります。
そしてこのうち、登記申請から完了までは1週間程度で済むのに対し、相続登記に必要な書類を収集し、かつ作成するという段階は、相続によってはとても複雑なものとなり、数日から数か月と多くの時間を要することとなります。
そのため、個々のケースによって大きく異なりますが、相続登記手続きには1週間から数か月の期間を要するものといえます。
こうした相続登記の期間は、不動産の相続方法、相続人について早期に確定することをはじめとした、相続手続き全体について早め早めに動いておくことによって短縮することが可能です。
また、その際わからないことがあれば司法書士などの専門家に相談することによってこれが解決し円滑に相続手続きを進めていくことが可能となるため、これも併せておすすめいたします。
相続登記手続きは司法書士法人TOTにご相談ください
相続登記手続きが複雑である場合には、それだけ準備に時間がかかるだけでなく、書類を収集したり作成したりする個人の労力が必要となります。
さらに、相続登記が義務化される今後においては、相続登記の期限も意識して速やかに手続きをしなくてはなりません。
相続登記手続きについてお悩みの方は、司法書士法人TOTまでご相談ください。
ご依頼者様それぞれのケースに沿ったサポートをさせていただきます。
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- 経歴
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奈良県出身。
大学卒業後、司法書士を目指したが、数年間は不合格が続く。
26歳のとき司法書士の資格を取得。
30歳で上京し、都内の司法書士事務所で約5年経験を積む。
平成20年リーマンショックの翌日、アイクス司法書士事務所を開業。
東京司法書士会所属第4070号
簡裁訴訟代理関係業務認定番号第801015号
※簡裁訴訟代理権とは簡易裁判所で扱う訴額が140万以下の民事訴訟に対して司法書士が当事者の訴訟代理人として出廷し交渉できる権利のことです
事務所概要
OFFICE
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